存在の大きさを再認識させた野村克也さんの死去

プロ野球南海で戦後初の三冠王を獲得し、監督としても3度日本一に輝いた野村克也さんが2月11日に死去しました。


一般紙でも大きく報じられ、テレビでも多くの番組で特集が組まれた。

その内容のほとんどが賛辞で、選手としても、監督としてもプロ野球に大きな功績を残したというものでした。


また、再生工場という異名の通リ、過去の名選手を数多く復活させました。


才能を見抜く力、そして育てる力は抜群でした。

毒舌で知られた内面は、人に対する愛情に満ち、それが人を育てる原動力だったような気がします。


また、先に他界した個性の塊だった奥様とのアツアツぶりは、微笑ましく感じていました。

プロ野球選手として、一人の人間として記録にも記憶にも残る稀有な存在でした。


野村克也さんのご冥福をお祈りします。