過去に見た映画で一番精神的に引きずった映画です。
見たのは数年前ですが、未だに思い出すと、胸が切なくなります。
内容については触れてしまうといけないとは思いますが、女性なら多かれ少なかれ、心に重くのしかかるのではないかと思います。
過去を受け入れなくてはならない苦痛、そこから未来へ進む大変さが伝わってくる映画です。
淡々と進む展開が、さらに切なさを増します。
戦争が生み出す狂気、その犠牲になるのはいつも弱い立場の人達です。
今、こうしているときもどこかで争いが起きていて、深い悲しみと絶望の淵に立たされている人々がいます。
過去に起きてしまった事と同じ悲劇を繰り返さない世界になって欲しいし、そのために自分は何をすべきで、何ができるのか、考えていきたいと思っています。