桂歌丸の落語家としての生き方について

先ごろ笑点の司会を辞めてしばらく腸閉塞治療で入院していた桂歌丸が高座に復帰して落語を熱演していますが、落語家としての誇りを感じることができ、素晴らしい仕事であることを改めて感じています。


すでに79歳という年齢でも座布団にすわって話をすればよいので体力的には高齢でも健康であればいつまでもできる仕事かもしれませんが、頭脳も元気でないと務まらないので大変な職業といえます。


先日テレビで舞台裏を紹介している番組をみましたが、すでに足腰が衰えていて車いすで移動せざるをえなくなっていて、酸素ボンベを直前まで供給されている姿をみて驚かされました。


しかしながらいざ高座にあがると背中をピシッとして確かな口調でしゃべりだすので桂歌丸の落語にかける執念さえ感じました。

ユーモアもあり誰からも好かれているのでいつまでも好きな落語を続けていってほしいと思います。