正規の香水がドン・キホーテでも売ってるって本当?

先日、ドンキホーテに行ったときに驚きました。


ドルチェ・ガッバーナの香水を使った曲が流行っていて、その香水がたった3,000円くらいで売られていたんですよ。


普通に買えば、1万円は下らない香水ですよ。


あまりの安さに、「これは本物か?」と思ってしまいました。


調べてみると、通常の商品とは異なる価格で販売されている商品のほとんどが並行輸入品だったんです。


1996年に並行輸入品の規制が撤廃されて以来、香水は輸入商社や独占販売契約を結んだブランドを経由する正規輸入ルートと、並行輸入ルートの2つのルートで日本国内に流通しています。


では、並行輸入品とはどのような香水のことを指すのでしょうか?
それは、独自のルートで仕入れて販売しているものと、それを扱う問屋から仕入れて販売する商品の2種類です。


正規品の場合は、メーカーとの間で価格が決まっており、途中で値下げすることはできませんが、並行輸入品の場合は、購入時の為替レートやルートによって、価格を自由に変更することができます。


中には販売期限が切れていたりする場合もあります。


それに加えて、購入した時期や販売店の保管状況によっては、劣化や変質の可能性もあります。


近年、インターネット上の口コミでお店の評判が悪くなってしまうこともあるので、並行輸入品であっても品質の良い香水を販売しているお店は多いので、あまり心配する必要はありません。


ですので、クチコミを見て信頼できるお店で購入するのがいいと思いますよ!
品質面での不安はありますが、並行輸入品は価格が手ごろというメリットがあります。


一方で、メルカリは個人出品ということもあり、高級ブランドの模倣品が数万円で売られているのを見かけます。


普通のお店で1万円以下で買える香水の模造品はあまりありませんが、高級ブランドの香水をフリマで購入するのは後々のことを考えてやめておいた方がいいでしょう。